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複数回受験できるシステム

同じ大学の同じ学部でも、受験する方式や日程を変えれば、複数回受験できるシステムも導入されています。たとえば、大正大学では、A方式(国語のみ)、B方式(英語のみ)、C方式(英語+国語+地歴)、D方式(国語+地歴)、E方式(英語+国語)などと受験方式を変えると、同じ学部、学科を五回受ける機会があります。また、日程をずらし、給費生試験、地区試験、一般人試(A方式)、一般入試(B方式)と同じ学部を四回受けられる大学もあります(神奈川大学など)。こうした受験チャンスの広がりは、センター入試利用といった方向からも示されます。大学入試センター試験を活用する私立大学は着実に増えており、過去十年間でその数は倍以上となりました。募集定員は全体の一部ですが、慶応義塾大学(法学部)や早稲田大学(法学部)といった有名私立大学もセンター試験を活用した受験方式に踏みきっています。

講師が子どもによく質問するということ

講師が子どもによく質問するということは、子どもにとってはのんびり講義を聞いているわけにはいかないということを意味する。さらに、説明を聞きっぱなしにさせるのではなく、説明の次には必ず問題を解く作業をやらせるところは安心である。子どもが理解しているかどうかを確かめてから新しい単元に入るようなら、申し分ない。まんべんなく生徒を当てながら授業をする塾は、落ちこぼれる確率が少なくなり、子どもたちも真剣に聞くようになるから、成績も自ずと上がってくる。また、時には一つのテーマを決めてそれについて討論したり、円の面積の公式がなぜ「半径×半径×3.14」になるのかを考えさせ、子どもたち全員で話し合う授業もよい。そのような授業に刺激を受けて、自分から積極的に学び始める子どももいる。学ぶことが楽しければ意欲が向上し、自学自習ができるようになる。このような授業をしている塾は、生徒を「できる・できない」で差別するようなことをしないので、教育上も好ましい。

英語は、文系でも理系でも受験の必修科目に

入試における英語は、大学、高校を問わず配点比率が高く、文系でも理系でも受験の必修科目になっています。受験における英語は得点差がつきやすい科目の一つで、得意か不得意かは重要な問題です。少々大げさにいえば、人生の方向性を決めかねません。受験生でなくとも、子供の将来を考え、英語嫌いにならないように指導することが親の責務といえます。英語は算数と同じで、中学一年生の後期を境に、好き嫌いがはっきり分かれます。そこを見逃さないように注意することが肝心です。分岐点になる一番のポイントは、文法を習い始める中学一年の終わりごろ。非常に文法が難しくなるので、覚えたての単語を口にして喜々としていた子供たちも戸惑います。例えば、INGをつければよい現在進行形は分かりやすい。でも、現在完了形には、現在が完了するって何だ?さらに過去完了形。もっと不思議なのは、過去進行形です。過去が進行しているってどういうこと?タイムマシンに乗っているときの話か?「もし何とかだったら何とかたった」という仮定法過去に至っては、中学生の頭では言葉の意味さえ理解できず、ほうり出したくなります。無邪気にドック、キャットと言っていた子があまり英語を口にしなくなるのは、たいていこのころです。


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